EMPLOYEE SATISFACTIONなくしてCLIENT  SATISFACTIONなし
従業員満足なくしてクライエント(利用者)満足なし

CLIENT SATISFACTIONは、日本経営品質賞のCUSTOMER SATISFACTION(顧客満足)を福祉、医療業界にあてはめるためモジッタのです。「従業員満足なくしてクライエント(利用者)満足なし」ときめつけることはできないかもしれません。然し、株式会社のみならず福祉、医療業界にもすくなからず当てはまるのではないでしょうか。 日本経営品質賞で、従業員満足とは経営者が社員のコミットメントをひきだすために社員の充実感を測定するための指標と定義されています.また、顧客満足とは、購入した製品やサービスに対して、その満足感によってこれからも購入、利用を期待できる状態の程度とされています。つまり、それを買う時のお客様の事前期待と実績評価の関係です。 福祉、医療業界の提供するサービスは、製品と比較して下記のような特徴を持つため利用者の人々に満足していただくには困難な面があるのではないしょうか。それゆえに、どうしても従業員満足は必要条件とおもわれます。  <サービスの特徴> @ 人手で行うので、サービスする人によって品質の違いが出やすい。 A 沢山の担当者が、いろいろな場所で行うので標準化して管理しにくい。 B 形がなく、標準化するにも,測定が難しい. C 生産と消費が同時に行われるので、検査、手直しができない。 D 工場生産ではないので、不良品をはねれず、良品だけ出荷できない。